vol.437 その不調、低気圧が原因かも?低気圧による不調に打ち勝つ対処法をご紹介

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2024.07.01

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雨が増えてくる梅雨の時期に突入しました。

雨の日や台風の日に、以下のような症状はありませんか?

・雨が降るとき、頭が痛くなる
・くもりや雨の日は、めまいや むくみを感じることがある
・季節の変わり目に体調を崩すことが多い
・曇りや雨のような日はだるさがある

このようなことがあると、もしかしたら、気象の影響をうけた低気圧不調、気象病かもしれません。
気圧が体調に影響するってどういうこと?
今回は気圧によって体調不良が起こる原因やメカニズム、対処法を見ていきましょう。

低気圧不調・気象病ってどんなもの?

気圧が不調の直接の原因ではなく、天気の崩れに伴う気圧・温度・湿度などの気象の変化によって、体が反応してしまうことが原因です。
そして、この反応は、天候不良の大小に関わらず、小雨でも豪雨でも、台風でも、気圧の変化が起きれば症状が出てしまうことがあります。

代表的な症状は頭痛、めまい。また、疲労感や耳鳴り、吐き気、肩・首のこり、集中力の低下や気分の落ち込み、食欲不振、手足のしびれなど、人それぞれに多種多様な不調があらわれます。

低気圧不調・気象病の原因

気圧の変化を体がどのように感じ取っているかは、まだ完全に解明されていません。
ただし、大きな原因と考えられているものの1つが「内耳」。内耳とは、鼓膜のさらに奥にあり、鼓膜で受けた情報を脳や神経に伝える役割をしている器官です。内耳は気圧を感じるセンサーのような役割をしていて、気圧の変化をキャッチすると、それを脳に伝え自律神経の乱れを生じさせるのです。

また、温度や湿度を感じるセンサーは、皮膚や粘膜、脳や脊髄の中枢神経など、体中のいたるところに存在します。これらのセンサーが温度や湿度の変化を敏感に感じ取り、その刺激が自律神経のバランスを乱すため、寒暖差が体調不良につながることがあります。

低気圧による体調不良の対策

実践できる、身近な対策を3つ紹介します。いずれも簡単なものばかりで予防に役立つ方法もあるので、ぜひ試してみてください。

対策1:耳をマッサージする

耳のまわりの血行が悪くなると、内耳がむくんで敏感になり、低気圧の影響を受けやすくなります。ですから、内耳の血行を良くすることで症状が起こりにくくなります。
耳まわりをマッサージしてほぐす、耳を温めるという方法も効果的です。
耳のマッサージは調子が悪いときだけでなく、朝昼晩に1回ずつ、毎日続けることで予防にも。

耳のマッサージのやり方
1.親指と人差し指で左右の耳を軽くつまみ、上・下・横に、それぞれ5秒ずつ引っぱる
2.耳を軽く横に引っぱりながら、後ろ方向に5回、ゆっくりと回す
3.次に両耳を包むように折り曲げて、5秒間キープする
4.手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回す。これを5回行う

対策2:湯船につかる

「忙しいから」「面倒だから」とシャワーで済ませず、ゆっくりと湯船につかりましょう。ポイントは、少しぬるめのお湯に入ること。38~40℃程度のお湯につかることで、心身をリラックスできます。
また、血流を促し、自律神経の安定、質の良い睡眠にもつながります。

対策3:バランスの良い食事

不規則な食事は自律神経の乱れを引き起こす原因になります。栄養バランスを考えた食事を心がけ、ビタミンやミネラルを意識して摂取しましょう。
特に、体の代謝を促し脳や神経を正常に保つと言われるビタミンBや、心を安定させイライラやストレスを軽減する亜鉛とマグネシウムなども積極的に摂ることがおすすめです。
食事だけで摂ることが難しい場合は、サプリメントなどもうまく活用しましょう。

いつもと違う不調の場合は、無理せず病院へ

天気の悪化とは関係なく、いつもと違うタイミングであらわれる不調は、別の病気が原因である可能性があります。いつもと違う不調と感じたときには、病院を受診するようにしましょう。

季節の変わり目は天気が不安定で体調も崩れやすくなります。それに、徐々に湿気が多く、蒸し暑くなってくると、冷たい飲み物やエアコンの風などで体も冷えてよりむくみやすくなったりしている場合があります。
毎日のセルフケアで上手に乗り切りましょう。

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