「忙しい毎日の中でふと鏡を見ると、顔がどんよりしている」
「なんとなくメイクのりが悪い気がする…」
「毎日美白ケアをしているのに、肌のトーンが落ちている」
このようなお悩みを感じている方は、少なからずいるのではないでしょうか。
こういったお肌のお悩みはくすみのせいかもしれません。くすみは、疲れた印象を与えたり実年齢より老けて見られたりと、多くの女性を悩ませる肌トラブルの一つ。
くすみと言っても、種類はさまざまで、原因ごとに対策方法も異なります。
健康的でクリア肌を取り戻すには、どうすれば!?
今回は、くすみ肌の種類と原因、対策方法などについてご紹介します。
くすんだ肌ってどのような肌の状態?
くすみ肌とは、厳密な定義はありませんが、一言でいうと透明感のない肌のことです。
透明感が失われることで、本来の肌の明るさよりも顔全体が暗く見えるため、不健康な印象を与える可能性があります。
たとえ色が白くても、透明感があるわけではなく、ツヤがなく青白くくすんでいるケースもあります。
肌のくすみの種類と原因
肌くすみには、茶色っぽい、黄色味が強い、青暗いなどの種類があります。原因には乾燥、血行不良、古い角質など、また、メラニンが排出されず色素沈着したくすみ、蓄積した糖質の変質によるくすみなどもあり、日々のスキンケアや生活習慣を見直すことも大切です。
原因1 乾燥
乾燥によってお肌の水分量が低下すると、ツヤや透明感がなくなり、影のような灰色でくすんだように見えてしまいます。また、乾燥はお肌のキメの乱れや、ハリの低下を起こしやすく、それらが重なることで肌本来の明るさが損なわれてしまいます。
お肌がカサついたり白い粉を吹いたりしているなら、それは乾燥によるくすみだと言えます。
原因2 血行不良
血行不良で血の巡りが悪くなると、肌の健康的な赤みが失われてしまいます。毛細血管が青く目立ち、顔が青暗い印象を与えてしまいます。また、お肌に栄養が行き渡らず、老廃物が溜まりやすくなり、顔全体のがくすみにもつながりやすいです。ストレスや疲れ、運動不足や冷えなどから引き起こされることも。
原因3 古い角質
ターンオーバーの乱れによってお肌の表面に古い角質が蓄積すると、皮膚は徐々に厚く硬くなります。そうすると光の透過を遮ることでお肌の透明感も損なわれてしまうため、ごわついたくすみが生じてしまうのです。
年齢を重ねることで代謝が低下すると起こりやすいですが、疲労の蓄積や睡眠不足も影響している可能性があります。
原因4 糖化
糖化とは、皮膚のたんぱく質(コラーゲンなど)が体内の余分な糖質と結びつき、黄褐色の「AGEs(糖化タンパク質:糖化最終産物)」という物質を生成している状態。
糖化したたんぱく質は黄色っぽいので、肌も黄色くくすむように。
糖化は老化現象の一種とも言われています。しかし、糖質・脂質の摂りすぎや紫外線・喫煙などによる活性酸素の増加によってもおこるため、生活習慣の見直しも視野に入れて改善を進めましょう。
くすみを放置すると、様々なトラブルにつながる可能性が
肌がくすんでいると、顔色が悪く不健康そうな印象になってしまうだけでなく、他の肌トラブルを招く可能性もあります。
上記のようにくすみ肌の原因は乾燥や血行不良、ターンオーバーの乱れなど様々。
それらを放置していると、トラブルが重なり、やがてシミやシワ、たるみなどに発展する可能性もあるのです。
くすみ肌を改善するケア
くすみを予防するためには、日常のスキンケアや生活スタイルの見直しが大切。
① 正しいスキンケアを行おう
メイク落とし、洗顔のときには、ゴシゴシこすらないようにして、洗浄力が強すぎるものは避けましょう。
また、洗顔後はすぐに化粧水で肌に水分を与え、美容液や乳液などで水分の蒸発を防ぎましょう。
② 定期的な運動で血液循環を促そう
体を動かすことで全身の血流が良くなります。そうすると、肌へも栄養が巡りやすくなり、ターンオーバーの乱れの改善にも役立ちます。
ストレス発散にもなるので、適度な運動を習慣づけましょう。
③ 糖質を避け、バランスよく食べる
同じ食事でも野菜から食べる、お味噌汁から飲むなどするだけでも糖の吸収は穏やかになります。
また、緑黄色野菜やフルーツに含まれる抗酸化成分やビタミンは、ターンオーバーのサイクルを整える働きのサポートが期待できるため 、キレイ肌を作る上でも大切になるので、主食を制限して副菜を意識するようにしましょう。
また甘いケーキやクッキーなどのおやつをナッツ等の血糖値が上がりにくいおやつに変えるということも手軽にできます。
肌がくすむ原因は様々です。
自身のくすみの原因を把握し、日々の生活で少しずつ予防や対策を実践していきましょう。
また、くすみを気にして緊張状態が続いては、肌の元気や明るさも戻りにくくなってしまいます。
特にこれからの季節は空気もひんやりして、血行不良になりやすかったり、体にストレスや緊張が重なって小さく縮こまりがち。
半身浴やストレッチなどリラックスできる時間を作りながら、肌の変化を感じていきましょう。
すべてを通してオーガニックならではの心地よさを実感していただけます。
recommended posts
-
vol.042 日々の疲れとキレイを保つためのワンランク上の入浴習慣へ
2020.11.04
-
vol.159 体の中心にある骨盤の役割は?骨盤のゆがみを整え、自分自身を整えよう
2021.11.04
-
vol.325 「若返りのオイル」と呼ばれるフランキンセンス!?フランキンセンスの効果効能は
2023.04.13
-
vol.463 SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」とは。気候変動が世界に与える影響
2024.10.16
-
vol.346 スーパーフード「抹茶」が持つ美容・健康パワーは!?リラックスもできる抹茶の効果・効能
2023.06.26
-
vol.367 むくみ知らずなすっきりボディへ。むくみ解消に効果的な食べ物&NGな食生活
2023.09.07
-
vol.113 ミラクルメソッド「ピラティス」で健康的な美しい体を手に入れよう!
2021.06.23
-
vol.356 オレガノってどんなハーブ?料理に幅広く使えるオレガノの効果効能
2023.07.27
-
vol.071 香りで痩せる!?ダイエットの一つにアロマの香りを活用
2021.02.18
-
vol.042 日々の疲れとキレイを保つためのワンランク上の入浴・・・
column | 2020.11.04
-
vol.159 体の中心にある骨盤の役割は?骨盤のゆがみを整え、・・・
column | 2021.11.04
-
vol.325 「若返りのオイル」と呼ばれるフランキンセンス!?・・・
column | 2023.04.13
-
vol.463 SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」とは・・・
column | 2024.10.16
-
vol.346 スーパーフード「抹茶」が持つ美容・健康パワーは!・・・
column | 2023.06.26
-
vol.367 むくみ知らずなすっきりボディへ。むくみ解消に効果・・・
column | 2023.09.07
-
vol.113 ミラクルメソッド「ピラティス」で健康的な美しい体・・・
column | 2021.06.23
-
vol.356 オレガノってどんなハーブ?料理に幅広く使えるオレ・・・
column | 2023.07.27
-
vol.071 香りで痩せる!?ダイエットの一つにアロマの香りを・・・
column | 2021.02.18