vol.275 疲れを感じる大人の新習慣!デジタルデトックスのススメ

column

2022.11.08

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しっかり寝ているはずなのに、眠くて体が重い
なかなか疲れが取れない
すぐにイライラする・・・

このように感じることはありますか?

このような疲れやストレスの原因は、スマホやパソコンなどのデジタル機器の長時間利用が原因かもしれません。
デジタル機器がある生活が当たり前の現代では、知らず知らずのうちに「脳が疲れている」せいかもしれません。
こうしたスマホやパソコンの使いすぎが原因とされる疲労の有効な解消法として、一定時間デジタル機器と距離を取る「デジタルデトックス」が注目されています。

デジタルデトックスとは

デジタルデトックスとは、一定の期間、スマートフォンやパソコンといったデジタルデバイスから距離を置き、少しでも暮らしのストレスや疲労をデトックス(排泄)しようという期待から注目されています。

このように注目されているのは、家にいながらさまざまな情報収集やコミュニケーション、買い物、エンターテインメントなどを楽しめるデジタルデバイスですが、その反面身体にも影響が及ぶとされているから。

デジタルデバイスへ依存していることによる弊害

デジタルデバイスへ依存することによって以下のような問題があります。

・睡眠不足に陥りやすい
・孤独感や抑うつ感が強い
・ネガティブな心理状態になりやすい
・ドライアイや視力低下、眼精疲労
・食欲減退やイライラといった心身の不調につながる可能性がある

テクノロジーが進化し、インターネットが生活必需品となった現在だからこそ、ときにはデジタルデトックスを行なう必要があるのではないでしょうか。
デジタルデトックス、と聞くと仰々しい感じがしますが、たとえば、「今日は一日、スマホやパソコンを使わない!」と決めて実行することも、立派なデジタルデトックスです。

デジタルデトックスのメリット

デジタルデトックスを行なうことに、どのようなメリットがあるのでしょうか?

1) 質の良い睡眠に繋がる

寝る直前までだらだらとスマホに触れていませんか?
スマートフォンやパソコンには、「ブルーライト」という光が多く含まれており、睡眠の質に悪影響を及ぼします。
2016年に、慶應大学などの研究者が共同で行なった実験で、ブルーライトカットを行うことで、入眠がスムーズで、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が活発だったと判明しています。
寝る数時間前にデジタルデトックスを実践すれば、脳の覚醒を防ぐことができます。ゆったりとリラックスした脳の状態は、睡眠の質を向上してくれるのはもちろん、心地良い目覚めにも繋がります。

2)脳機能が回復する

デジタルデトックスには、脳機能の回復というメリットが期待できます。
スマートフォンなどの液晶画面には光や色などの情報量が多いため、脳に大きな負荷がかかるのだそう。「ながらスマホ」などのマルチタスクも、脳が複数の情報を同時に処理するため、負荷の原因になると言われています。

3)「SNS疲れ」が軽減される

TwitterやInstagramなどSNSの普及にともない、「SNS疲れ」という問題が生まれました。SNS疲れは、SNSを通じて他者を気遣ったり周りからの目線を気にしたりと人間関係が元で心理的ストレスを感じている状態。
友人や仕事仲間とSNS上でつながっていると、現実での関係を壊さないよう、SNS上でのやり取りにも気を遣うので、神経がすり減りやすいのです。
デジタルデトックスでスマホに触れなくなった分、自分と向き合ったり、友達と向き合う時間にしてみましょう。

4)新たに時間が生まれる

私たちは、多くの時間をスマートフォンに費やしがち。通勤・通学中や休憩時間、寝る前の布団の中で、などわずかでも時間があれば、すぐスマートフォンに手を伸ばしてしまう人は多いのではないでしょうか。
デジタルデトックスを行ない、スマートフォンから離れれば、いかにスマートフォンに時間を費やしていたか実感するはず。スマホをいじっていた時間で、読書や勉強をしたり、ひとつの物事についてじっくりと考えたり、疲れた心をゆっくり休めたりする時間を増やすことができます。

デジタルデトックスのやり方

では、デジタルデトックスを実践するにはどのような方法があるのか紹介します。

【方法①】1日の中で使わない時間帯を決める

デジタルデトックスは毎日の小さな習慣からでも行えます。
例えば、
・お風呂や寝室ではスマホを使わない
・友人と過ごす時はスマホに触れない
・通勤中はスマホの電源をオフ
・就寝の2時間前にはパソコンもスマホも電源をオフ
など小さな習慣からでも始められます。

【方法②】スマホを手放して公園や海岸で散歩や日光浴をする

自然の中を散歩するだけで、きっと地球のエネルギーを感じることができます。新しい植物や空模様、自然の匂いや音などを感じてみましょう。
自然に囲まれてゆったり流れる時間に身を任せれば、デジタルデトックスの本当の意味に気付けるはず。

【方法③】ホテルやキャンプを活用する

自宅でデジタルデバイスを手放すことが難しい方は環境を変えてみるのも一つの方法です。
非日常的な空間で、電源や通信が制限されるキャンプはデジタルデトックスを実践しやすいことも。最近はやっているキャンプ、お寺での座禅体験、ホテルでデジタルデトックスを目的とした滞在プランを提供するところなどさまざまな場所でデジタルデトックスを行うことができます。

スマホやパソコンなどを意識的に辞めてみると、自由で何もない時間が訪れます。
そして、リアルな世界でのコミュニケーションや自然とのつながりを見直し、健全にデジタル機器やサービスと付き合っていくきっかけになっていくのではないでしょうか。デジタル機器を見ることで失われた時間を取り戻し、限られた時間をより大切にしていきましょう。

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参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ceispapers/ceis33/0/ceis33_181/_pdf/-char/ja
https://diamond.jp/articles/-/169487
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4249/
https://toyokeizai.net/articles/-/120379

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