vol.211 抗菌から消臭効果まで。
ティートリーが持つ様々な効果・効能は?

column

2022.04.13

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清涼感のあるフレッシュな香りが特徴的なティートリー。
その香りには、抗菌、抗ウイルス作用など様々な効能を持っていることはご存じでしょうか?
春になり花粉でお悩みの方や、ウイルス感染が心配な方にお勧めです。
今回はコロンやディフューザーなど様々な製品に含まれているティートリーの魅力に迫りたいと思います。

ティートリー(ティーツリー)とは

ティートリーは、フトモモ科の常緑樹で、別名をメラレウカ、メディカルティーツリーと呼びます。原産地はオーストラリアですが、現在はオーストラリアだけでなくインドネシアにも自生しており、沼地や湖畔など湿り気のある土地で多くみられます。その樹木は葉っぱからリラックス効果のある精油が採れます。
花言葉は『清潔』『力強い味方』。抗菌や消臭効果があるということからこの花言葉がつけられました。ティーツリーと表記されることも多くあります。

先住民アボリジニの間では万能薬として利用されてきたティートリー

ティートリーの名は、オーストラリア先住民のアボリジニが葉をお茶に用いていたことから呼ばれており、アボリジニの間では、感染症や傷などに対する万能薬として利用されてきました。
現在、オーストラリアでは、学名のメラレウカという名前で呼ばれることが多いです。

ティートリーの香りは?

ティートリーの香りは、グリーン系に属します。葉から水蒸気蒸留法で抽出され、スッキリと清涼感のある爽やかな香りをしています。
ユーカリに似ていると表現されることもしばしば。鼻が通るようなフレッシュさがありますが、それとともにどこか優しい印象を感じられたりもします。

ティートリーの主な効果・効能

アボリジニの人々の間でメディカルハーブと考えられてきたこのティートリー。抗炎症作用と強壮作用にも優れており、風邪や花粉時期はもちろん、日常的に最も使え、活用することで健康や美容にもさまざまな効果をもたらしてくれます。

体への効果効能

【免疫調整・抗ウイルス・抗菌・抗真菌・抗炎症など】
ティートリーに含まれる「テルペネン4オール」という成分が、高い抗菌作用の源となっています。他にも抗炎症作用、免疫調整作用、さらに抗ウイルス、抗真菌作用がある成分が豊富に含まれています。
そのため、様々な感染症の対策や花粉対策、ニキビケアや虫刺され、水虫などにも効果的です。

心への効果効能

【強壮・リフレッシュ】
ティートリーの香りは沈んだ気持ちを引き上げ、元気・活力を与えてくれます。また、リフレッシュや頭をすっきりさせたい時にも最適です。清涼感のあるシャープな香りは気持ちを切り替え、元気を与えてくれるでしょう。イライラや抑うつ感など、ネガティブな気分の時にティートリーの香りを利用すると、きっと前向きな気持ちになれるはず。

ティートリーの活用方法

このように、様々な効果があるティートリー。
アロマディフューザーで自分自身がリフレッシュするとともに、空間に香りを拡散すると感染対策の一環になります。

洗濯のすすぎ時に数滴たらしたり、洗濯物にスプレーすることで、部屋干しの匂い対策や抗菌作用に。

拭き掃除に摂り入れることで、ティートリーの抗菌作用が働き、カビの発生を予防してくれます。

ティートリーの香りは単体でも心地良いものですが、他の精油とブレンドすることでさらに奥深く、豊かな表情を楽しめます。
例えば、爽やかでジューシーな柑橘系の香りや、ウッディ系に属するヒノキやサイプレスとの組み合わせなんかも抜群。
香りが似ていると言われることの多いハーバル系に属するユーカリとも相性はいいです。
ぜひ、うまくティートリーを日常生活に活用してみてください。

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