朝晩が冷えるようになり、肌が乾燥していると感じる日も出てきたのではないでしょうか。乾燥肌になってしまうと、化粧ノリが悪くなったり、かゆみやかぶれ、湿しんなど様々な肌トラブルが併発しがちです。
空気が乾燥していると言われるものの、なぜ冬になると肌が乾燥してしまうのでしょうか?
それには「飽和水蒸気量」が関係しています。空気が保持できる水分の量は決まっており、温度が高いほどたくさん保持できます。反対に、温度が低いとあまり保持できなくなります。
同時に、顔や手など、肌を露出する部分は、空気中にどんどん水分を奪われてしまうので、乾燥しやすいのです。冬になると乾燥肌になる原因や、その対策について調べてみました。
冬になると乾燥するのはなぜ?
空気の乾燥
冬は気温が下がり、空気中の飽和水蒸気量が小さくなります。天気予報で湿度を聞く機会もありますが、夏の飽和水蒸気量と冬の飽和水蒸気量は違うので、同じ湿度65%だったとしても、実際の水分量は半分ほどになってしまうこともあります。
それに加えて、顔や手など露出している部分は体温が高く、直に空気に触れます。冬の空気に直接触れた時、肌との水分量の差が大きくなり、余計に乾燥を感じやすくなります。
暖房による乾燥
冬に暖房のきいた室内にいると、乾燥すると感じたことはありませんか?これは、冬の空気を温めることで、飽和水蒸気量を上昇させているからです。
冬の空気は飽和水蒸気量が低下した状態です。これを温めると、飽和水蒸気量が上昇しますが、実際の水分量はそのままです。空気がもっと水分を保持できるのに、不足した状態と言えます。
温められた空気は、もっとたくさんの水分を保持したいので、どこかから水分を補給しようとします。それが人の肌です。顔や手など、露出して空気に触れている部分から、水分を補給していきます。結果的に、人の肌は水分が奪われ、乾燥してしまいます。
新陳代謝の鈍化による乾燥
冬になると、体は脳や心臓、内臓など大事な器官には優先的に血を集め、温めようとします。逆に、指先や足には血が回らず、冷えやすくなります。同様に、肌も後回しにされる部分です。冬は、肌の血行が悪くなり、新陳代謝が落ちてしまいます。
血行が良い状態だと、絶えず代謝しているので、栄養や酸素が十分に行き渡り、老廃物も排出されています。しかし血行が悪くなると、栄養が行かず、老廃物が溜まってしまいます。
健康な肌は、みずから保湿成分を作り出すことができます。しかし新陳代謝が落ちてしまうと、保湿成分を作ることができません。肌は、適切なうるおいで肌自身を保護していますが、乾燥すると保護機能もはたらきません。
一度、乾燥肌になってしまうと、健康な肌に戻るまでには時間がかかります。乾燥肌にならないための予防が大切。
肌を乾燥させないためのスキンケア
乾燥肌を予防するには、日々のスキンケアが重要となります。冬の空気や、暖房で温められた空気に触れても、水分を奪われないようにする必要があるでしょう。
肌から水分を逃さないためには、化粧水や美容液をたっぷりつけることが基本。
ですが、それだけではなく、乳液やクリーム、オイルを併用しましょう。乳液やクリームは油分が多いので、化粧水などの後に使用することで、水分の蒸発を起こしにくくなります。
手や脚など体の乾燥が気になる方は、うるおいを与える入浴剤もおすすめです。ボディソープやシャンプーも、洗浄力が強すぎるものは避けましょう。
また、お風呂上りはすぐに保湿をするようにしましょう。
肌を乾燥させないための生活習慣
肌を乾燥させないようにするには、新陳代謝を活発にさせるような生活習慣を身につけましょう。代謝を上げるものを食べたり、ゆっくりとお風呂に入ったり、質の良い睡眠を取ることで、肌が持つ本来のバリア機能を高めることができます。
冬の乾燥肌におすすめのヴィラロドラアイテムは
おすすめ① Villa Lodola Bath Salt(ヴィラロドラ バスソルト)
「Villa Lodola Bath Salt」には、発汗をうながす海塩 (※1)がたっぷりふくまれています。ラベンダーをはじめとしたリラックスする香りで、代謝を上げながらストレスオフ。
特に乾燥が気になる場合には、オーガニックオリーブオイル (※2)を配合した「Villa Lodola Oil in Bath Salt(ヴィラロドラ オイル イン バスソルト)」をお試しください。なめらかでしっとりと健やかな肌へ導きます。
(※1 海塩(ひきしめ成分))
(※2 オリーブ果実油(保湿成分))
おすすめ② AVAM Hair & Body Shampoo(アヴァーム ヘア&ボディ シャンプー)とMilk(ミルク)
「AVAM Hair & Body Shampoo」は、ボディソープとしても、シャンプーとしても使える全身 タイプ。敏感な肌をやさしく包み込むように洗いあげ、肌や髪を健やかに保ちます 。
そして、「AVAM Hair & Body Milk」は、髪の毛の保湿だけでなく、ボディミルクとして体の保湿にも使用できます。
配合されているブルーマロウ(※)が肌と髪を守りながら、保湿を促してくれます。
※ゼニアオイ花/葉エキス(エモリエント成分)
おすすめ③ LIBER Milk(リベル ミルク)とLIBER Oil(リベル オイル)
今年発売の「LIBER Milk」は、毛先のダメージを保護しながら、パサつきを抑えるヘア ミルクで、手やかかとなど乾燥が気になる場所の保湿にも使用できます。
「LIBER Oil」は、ツヤのあるスタイリングをかなえるマルチオイルです。セサミオイル(※)を配合しているので、サラサラなのにうるおいがあって、軽い質感を作ることができます。ひじやかかとのカサつきにもおすすめです。
※ゴマ種子油(エモリエント成分)
冬は乾燥を予防するケアがおすすめ!
乾燥肌になりやすい方は、乾燥する前の早めの対策がおすすめです。
乾燥を予防するスキンケアを取り入れて、悩み知らずの冬をお過ごしください。
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