vol.147 丁寧なタオルドライは美髪への一歩。
美しい髪を作るタオルドライの方法

column

2021.10.04

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髪の毛を乾かすとき、あなたはどうやって乾かしていますか?
水分を取るのにめんどうだからタオルでゴシゴシしたり、タオルでターバンにしてそのままにして自然乾燥…なんて方もいるかもしれません。

髪を洗ったあとに、タオルで髪の水気を取ることをタオルドライと言いますが、タオルドライの方法を間違えると、髪を傷めてしまうことがあります。

トリートメントやヘアマスクをしても効果が感じられない方は、間違ったタオルドライが原因かもしれません。正しいタオルドライを覚えて、美しい髪を作りましょう!

こんなタオルドライで髪を痛めているかもしれません

ゴシゴシこすり、摩擦が生じている

ついやってしまいがちなのが、ゴシゴシとタオルで髪をこすっていませんか?
タオルでこすることで髪の毛の摩擦が生じます。タオルドライ時の手の力が強ければ強いほど髪とタオルの摩擦が大きく髪のダメージへと繋がってしまいます。
また、ゴシゴシとこすることは、タオルによる摩擦だけでなく、髪と髪の摩擦も生み 、傷みの原因になります。結果、キューティクルが傷んでしまいます。

長時間濡れた状態で放置している

摩擦は髪に良くないことですが、そもそも濡れた状態の髪でいることは、乾いた状態の髪に比べて外部からのダメージや摩擦にも敏感。傷みが進行しやすい状態です。
髪の長い人や量の多い人は、乾きにくいせいでどうしてもタオルドライを長時間してしまいますよね。実は長時間のタオルドライも髪が傷む原因のひとつ。
出来るだけ早くタオルドライしたあとは、ドライヤーを使って乾かしましょう。

正しいタオルドライの方法

では、どのようにタオルドライをしたらいいのか。
おススメの方法をご紹介します。

まず事前に髪を軽く絞って水分をできる限り取り除きます。
この時も、手に力を入れないことが重要です。髪の長い方は、髪を両方の手のひらで挟んでやさしく毛先の方に滑らせていきます。やさしく摩擦を少なくするイメージでしてください。

次に乾いたタオルで頭を包み、頭皮を優しく揉み込むようにしていきます。
このとき、ゴシゴシとこすらず、頭皮と髪の根元を押さえるようにして水分を吸収します。
耳の後ろやえり足など、水気が残りやすい場所も、よく拭いておきましょう。

根元 の次は、タオルを半分に折り、その間にはさむようにします。タオルをおさえ、水気を吸収させるように優しく圧力をかけましょう。強くこすったり、絞ったりしてはいけません。

コームやブラシでとかしてみて、水滴が出なくなったら、ドライヤーでしっかりと乾かします。ドライヤーの風は、根元から毛先へ向かって当てるようにしましょう。
洗い流さないトリートメントをつけるなら、このタイミングが最適です。

使うタオルにもこだわろう

正しいタオルドライをしているのに、髪が傷みやすい方は、タオルを変えてみるのもおすすめです。

吸水性の高いもの

吸水性が高いタオルは、髪の水分をたくさん吸い取ってくれるので、その後のドライヤー時間の短縮にもつながります。
マイクロファイバーのタオルなどは吸水性が高いので、おすすめです。

素材へのこだわり

毎日使うものだからこそ、素材も大切。
肌が敏感な方は、オーガニックコットンなど素材にこだわったタオルにしてみるのもいいでしょう。
肌や髪への刺激が少ないので、使い続けるうちに、肌や髪がきれいになってきます。

オーガニックコットンのタオルとは?

タオルは吸湿性がよく肌触りのいい「綿」を使用しているものがほとんどです。オーガニック栽培して作られた綿を「オーガニックコットン」と呼びます。
この基準は、2~3年以上化学肥料を使用しない土壌で育てられた有機栽培であること。次に、綿花の種子に遺伝子組み換えをしたものを使用していないこと。
化学薬品を使用しないで作られたものなので、肌へも、自然環境へもやさしいタオルとなっています。

せっかく自分の髪を労り、ケアをしているタオルドライ。
この機会にその方法と使うものも見直してみませんか?

また、ヴィラロドラでは、洗い流さないトリートメントも用意をしていますので、気になる方は美容師さんに聞いてみてください。
タオルドライの後に摂り入れてより一層、きれいな髪を作っていきましょう。

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