vol.075 舌が教えてくれるカラダのサイン!?舌診とは・・・<前編>

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2021.03.02

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なんだかだるい、やる気が出ない、調子が悪い…
そんな時は皆さんどうしていますか?

体を動かしてみたり、食べやすいものを食べてみたり、温かいお茶を飲んでみたり、体の調子があがる方法は人それぞれです。

しかしだるい、やる気が出ないなどの症状が続くと何かの病気では!?と心配になってしまいがちですが、そんな時にオススメしたいのが舌診(ぜっしん)!

舌には味覚を感じるだけでなく、体のサインをお知らせしてくれる優れた機能が備わっています。
でもどうやって舌を見れば良いのか?
毎日簡単に舌で体のサインを見ることができる方法をご案内したいと思います。

舌診とは?

字の通り、舌の状態から健康状態を知ること。
東洋医学では古代から続く診断方法のひとつです。
舌の色、大きさ、形、厚さ、動き、舌の裏、舌苔(ぜったい・舌につく白い汚れのようなもの)が体の調子を示してくれる大切な役割と考えられています。

まずは「舌」について知っておこう!

簡単に「舌」についての説明です。
普段からお世話になっている「舌」、それは筋肉のひとつ。
普通の筋肉とは違い、自由に動かすことのできるこの筋肉は、味覚や食感を確認するだけでなく、食べ物と唾液を混ぜ合わせて消化を手助けしたり、言葉を発する時には声帯からの振動を舌がうまくキャッチし、そして動き出し、音にしてくれる神秘的な機能を持っている筋肉なのです。
舌がうまく働かないと言葉が音として出てこない状態となります。

普段は何も考えずに食べたり飲んだりと味覚や食感を楽しんだり、普通におしゃべりを楽しんだりしていますが、なんとこの「舌」が私たちの生活で大活躍をしてくれているのです。

舌は内臓の鏡で健康のバロメーター

私たちの普段の生活の中でさりげなく縁の下の力持ち的な存在の「舌」ですが、東洋医学では舌は私たちのエネルギーとなる栄養素の通り道であり、その栄養素たちは五臓六腑へ繋がり、全身に結びつくと考えられています。
その考えから、全身の状態を舌で見ることができ、舌の具合で体のサインを知ることができるというわけです 。

内臓の中や血液の流れ、神経を実際に見ることはできないですが、舌がそれぞれの状態を表してくれるので、簡単にチェックすることが可能です。

直接見ることができない私たちの内臓ですが、舌は内臓を写し出す鏡的な存在。

内臓に弱りが生じてもそのことに なかなか気が付かないことはとても多いです。
しかしながら体は正直で、私たちに気がついてもらえるように舌はサインを出してきます。

歯磨きと共に舌のチェックを

毎日歯磨きはするけれども舌のことはあまり気に留めたりしない…と言う人も多いのではないでしょうか!?

舌を毎日チェックしてみると、きっと体の変化に気がつくことと思います。
是非とも舌に関しても気に留めて、病気を未然に防いでいきましょう。

次回は「舌」の具体的なチェックの方法についてお伝えしていきます。
意外と知らない舌の形などに目を向けてみましょう。

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